テニスの試合を楽しむためのルールとマナー !
みんなで守って試合を楽しみましょう !
☆ルール編
◎ セルフジャッジについて
・ セルフジャッジは相手に有利にが原則です。きわどい球で瞬間的に判断できなかった場合や見失った時はインと判断します。ラインの外側でも触れた場合は必ずインと判断して下さい。アウト又はフォルトと判定する基準は、ラインとボールの間にはっきりと空間が見えた場合となります。
・ アウトとコールした後改めて見たらインだった場合、その後ラリーが続いていてもその時点で相手にインであった事を伝えて相手のポイントとします。ただし、インとコールした後(ボールマークを後から見て等)アウトに変更する事は絶対してはいけません。
・ もし届かない球がきわどい所へ来てインだった場合は、手のひらを下側に向けて相手に伝えましょう。相手もインかアウトか判らずカウントを間違える原因になります。アウトの場合は、先ず相手に聞こえる声で『アウト!』とコールし、相手から見えるよう人差し指を出して下さい。
・ ジャッジやカウントのコールは相手に必ず聞こえるようはっきりと大きな声で言いましょう。これもカウントが判らなくなる原因になります。
・ 万一スコアが分からなくなった場合、双方のプレイヤーが合意できるスコアまでさかのぼり、それ以降のプレーで双方が合意できるポイントを足したスコアから再開します。合意できなかったポイントは取り消されます。再開するとき、サーブするコート(サイド)はスコアに準じて下さい。ゲームスコアがわからなくなったときも同様に処理して下さい。
・ ノットアップ(2バウンド以上で返球)は自分でジャッジします。判断が難しい為トラブルの原因になる場合が多いので注意して下さい。
・ いったんアウト又はフォルトとコールし、それをインと訂正した場合、そのプレイヤーの失点になります。
ダブルスで一人がアウトとコールしてもペアがインと判断した場合は相手にインと伝え相手のポイントとします。
◎ セットブレイクルールについて
・ 第1ゲームが終了しチェンジコートする時は休憩してはいけません。第3ゲームが終了した後休憩を取ってください。
◎ ノーアドバンテージ・セミノーアドバンテージについて
・ ノーアドバンテージは最初の、セミアドバンテージは二回目のデュースから、レシーブ側の選手がレシーブするサイドを指定し、その1ポイントでゲームの決着をつけます。
◎ SCU (簡易審判) について
・ SCUの主な役割はフットフォルトの判定と、明らかなミスジャッジを訂正する事です。選手がSCUに対してジャッジを求めたりクレームをつける事は出来ません。(選手等から要請があればSCUをつける事がありますが、柳井では原則としてセルフジャッジで行います)
◎ 失格について
・ 前の対戦が終了した後5分経過してもコートに入らず、本部が対戦をコールし更に3分経ってもコートに入らない場合。
・ 著しくジャッジやマナーが悪いと大会レフェリーが判断した場合。
☆マナー編
・ ラリー中のコート内やコートの後ろに絶対入らないようにしましょう。ボールが入ってもラリーが終了するまで待ちましょう。
・ ラリー中に不必要な声を出さないようにしましょう。
・ 相手を挑発するような掛け声は止めましょう。
・ 万一対戦相手のジャッジが信用できない等問題があれば、相手にクレームをつけずコートレフェリーを呼んで指示を受けて下さい。
・ コート内では携帯電話が鳴らないよう電源を切るかマナーモードにして下さい。鳴った時点で警告、会話やメールをした場合はその時点で失格となります。
・ 応援する側のマナーとして、ラリー中に声を掛けたり、ジャッジやカウント等のトラブルにかかわってはいけません。選手間で問題が解決しない場合はコートレフェリーに申し出てください。団体戦以外は試合中での選手へのアドバイスもしてはいけません。
試合に参加する為にはある程度ルールの知識と、相手に敬意をはらうマナーが必ず必要です。
選手間等のトラブルは当事者が辛い思いをするだけでなく、大会関係者に多大な迷惑を掛けてしまいます。 万一改善がみられないと競技委員会等が判断した場合、エントリーを受け付けない場合もありますのでご注意下さい。
大会に参加される選手全員が楽しめる様、又、今後参加者及び協会協力者の増加を計る為にも、ルールとマナーについてのご理解をお願い致します。